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古事記 三輪山伝説より

添ひ棲むな問い来た神ぞ魂と手とまたぞ見難き糸な結びそ

そひすむなといきたかみそたまとてとまたぞみがたきいとなむすびそ

 

古事記に載る三輪山伝説を歌にしたもの。

活玉依姫(いくたまよりひめ)の許を夜な夜な立派な壮士が訪れるが、どこの誰とも素性が分からない。

心配した両親が娘に「今度来たら衣の裾に糸を縫い付けて、跡をたどりなさい」と言う。

すると糸は鍵穴を抜けて、三輪山の神の祠に続いていた。この壮士は神が蛇に化身して姫の許へ通っていたのだった。

この神の名は大物主と言う。

この時糸が3輪残ったことから、この山を三輪山と言うようになった。

伊須気余理比賣に寄す 古事記

娶る今朝とな戸々締り閉ぢちどりましととなどける利目

めとるけさとなととしまりとぢちどりましととなどさけるとめ

 

神武紀で高佐士野(タカサジノ)行く七乙女の中のイスケヨリヒメを娶るため、神武天皇は大久米命を使者に出す。

その時の歌(方歌 五七七)の中のイスケヨリヒメの歌に、

「あめつつちどりましととなど黥ける利目」

というのが有る。

第二句以降をそのまま回文にした。