「挽歌」カテゴリーアーカイブ

挽歌は挽き歌、つまり死者の棺を挽くときの歌。
後に死者を悼む歌として詠われるようになりました。
ここでの挽歌は伊豆の海に逝った姪に捧げます。

澪標

miotukusi
澪標中の水門に少女留め遠にと波の悲し靴を見

みをつくしなかのみなとにおとめとめとおにとなみのかなしくつをみ

 

澪は水尾のことで水脈。澪標は「水尾つ串」で水脈に立る標識です。

遠江の国、今で言う静岡県、その引佐郡細江町の入り江に、船の安全運航のため設けられたのが日本最古の澪標と言われます。

「みをつくし」という音が「身を尽くし」と同一なので、古くから恋歌によく詠まれます。

写真は澪標。大阪市の市章にもなっている。